最高裁判所長官の指名は内閣任命が行い、天皇陛下によって任命されます。
最高裁判所長官以外の裁判官も内閣に任命権があり,高等裁判所など下級の裁判所の裁判官は、最高裁判所が提出する指名名簿に基づいて内閣が任命します。
つまり、国民が選んだ政治家が 裁判官を任命していることになります。
裁判官になるためには、最難関の国家試験の司法試験に合格し、かつ、その中でも頭脳明晰で人格に優れている人でないと裁判官にはなれません。
しかし、裁判官といっても人の子、中にはおかしな裁判官もいます。
裁判官が職務上の義務に著しく違反し、又は職務を甚だしく怠つたとき、または、裁判官としての威信を著しく失うべき非行があつたときは、罷免することが出来ます(裁判官弾劾法2条)。
最高法規である憲法で、裁判官は外圧を受けることなく、独立して職権を行使できるように、裁判官の身分が保障されています。
そのため、おかしな裁判官といっても、無罪判決や違憲判決を出したからといって、罷免することは許されません。
裁判官が罷免される場合は、心身の故障・公の弾劾・最高裁判所裁判官の国民審査に限定されています。
選挙で選ばれただ国会議員からなる裁判官弾劾裁判所で、裁判官罷免の裁判が行われます(憲法64条)。
裁判官弾劾裁判所は、国会から独立して職務を行う常設機関で、国会閉会中でも裁判はできます。